トランプ大統領、インドとの貿易協定は近い、欧州との合意も可能と発言
ドナルド・トランプ大統領は、水曜日に放送された「リアル・アメリカの声」のインタビューで、米国はインドとの貿易協定に非常に近づいており、欧州とも合意に達する可能性があるが、カナダとの協定に合意できるかどうか判断するのは時期尚早だと語った。
ドナルド・トランプ大統領は、水曜日に放送された「リアル・アメリカの声」のインタビューで、米国はインドとの貿易協定に非常に近づいており、欧州とも合意に達する可能性があるが、カナダとの協定に合意できるかどうか判断するのは時期尚早だと語った。
トランプ大統領が貿易相手国とのより良い条件と、巨額の米国貿易赤字を縮小する方法だと考えるものを推進するため、政権は、大半の米国輸入品に対する関税が再び上がる予定の8月1日の期限を前に貿易協定の交渉を行っている。
トランプ大統領は、今後どのような貿易協定が予定されているかとの質問に対し、「われわれはインドと非常に緊密であり、EUとも協定を結ぶ可能性がある」と述べた。
トランプ大統領の発言は、EUのマロス・セフチョビッチ通商担当長官が関税協議のため水曜日にワシントンに向かう一方、インドの通商代表団は新たな協議のため月曜日にワシントンに到着したさなかに出された。
「(欧州連合は)これまでは残酷だったが、今はとても優しくなっている。彼らは合意を望んでいるが、それは我々が長年続けてきた合意とは大きく異なるものになるだろう」と彼は付け加えた。
米国との交渉で合意に至らなかった場合、EUと同様に対抗措置を準備しているカナダとの合意の見通しについて問われると、トランプ大統領は「まだ言うには時期尚早だ」と答えた。
彼のコメントは、カナダの労働者にとって都合の良い合意はまだテーブルに上がっていないと水曜日に述べたカナダのマーク・カーニー首相の評価と一致している。
トランプ大統領はまた、小規模国に対して一律10%または15%の関税を課す可能性があると述べた。